マイナスイオンタイル
ホルミシス効果とは
私たち人間の体内では何百という修復酵素が1日当たり100万ものDNAの損傷を修復しています。
放射線が強すぎると損傷が激しすぎて修復酵素による修復は間に合いませんが、弱い放射線であればDNAの修復機能が向上します。
この細胞の再生修復機能の向上がホルミシス効果なのです。
活性酸素抑制
私たちが呼吸として吸い込んだ酸素は体内で酸化する過程で2％の酸素毒を発生します、これが活性酸素です。ストレスなどが原因により、人体内に発生する過剰な活性酸素には毒性があり細胞を老化させてしまいます。
低線量放射線にはビタミンの摂取などによる抗酸化作用とは桁違いの働きがあります。低線量放射線は細胞内の水を電離させて少量の活性酸素を発生させます、このことが体内の抗酸化機能を活性化させて活性酸素を打ち消すのです。
具体的に言うと、SOD活性の亢進やTRXの誘導合成が確認されています。抗酸化酵素を増やし、活性酸素を減らしていくことで病んだ状態から細胞単位で健康になっていく、それがホルミシス効果です。
ホルミシスとは
ホルミシスとは、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合には有害であるのに、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象を示す言葉です。
ミズーリ大学の生命科学の教授トーマス・D・ラッキー博士がアメリカNASA（航空宇宙局）より、宇宙における放射線が宇宙飛行士の体へ及ぼす影響についての調査を依頼されたことがはじまりでした。宇宙へ行った飛行士は、地上よりもはるかに大量の放射線を浴びているにもかかわらず、健康状態を調べるバイタルデータが宇宙へ行く前よりもよくなっているという結果が出たことから研究が始まりました。
低線量の放射線を使用することにより人間に有益な作用を起こすもので、低線量放射線（または低放射線ホルミシス）ともいいます。玉川温泉、三朝温泉などの湯治場の効能はこのホルミシス効果なのです。
ホルミシス効果
低線量の放射線は、体に有益なことが明らかになっています。
有用放射線は、がんの抑制、エイジングケア効果、痛みの沈静化、ストレスの緩和など、数多くの効果が知られています。
